2008年07月10日
座席収納車8200系
▲西宮北口にて増結され、通勤急行運用に就く8200系。写真を撮った時分には通勤急行専用車で、稼働回数はなんと1日1回
阪急8200系は、平成7年(ただし震災の後)に製造された8000系ベースの混雑緩和用試作車である。
俗に8000系三次型と呼ばれる先頭形状・2000系より続いたドア間3枚窓から変更された大きな2枚窓・側面行先表示がLED・そして何といっても関西で初の座席収納機能搭載といった意欲的な新車でした。
しかし震災後、最も早く復旧開業したJRに乗客を取られてしまい、混雑がある程度解消されてしまうと、この通勤輸送に特化した8200系は、「座席がない」と不評になり、結局追加増備されずに、増結用の2編成で製造打ち切りとなりました。
当時、阪急では山陽電鉄と相互乗り入れをしていて、その山陽電鉄のホーム有効長が6両分しかなかったので、座席を収納しない状態で増解結運用にも就きましたが、その後山陽電鉄への乗り入れが廃止されると、朝ラッシュの通勤急行増結専用となりました。
そしてまた、2007年10月から優先座席が設定されることから、座席収納機能は使用停止となり、正雀工場で普通のロングシート化改造が行われ、現在では、他の増結車と共通運用となり、朝の通勤特急増結運用でそれまで入線機会がほとんどなかった西宮北口以西にも姿を見せるようになり、ほんの少しですが、稼働距離が増加しました。
▲8200系のLED(通勤急行専用時代)。もちろんフルカラーではない。
また、8200系のクーラーは連続式である。
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