2008年06月29日
あの頃の阪急5000系

▲2002年の5000系。2両目のクーラーに注目。これは当時編成中に組み込まれていた2000系列のものである。
1968年、1500Vへの昇圧が完了していた阪急は3000系の1500V専用版の5000系を投入した。その後、冷房改造・方向幕設置改造を受けながらも阪急の主力車両として活躍してきた。
冷房改造の際、神戸線の他のどの形式とも違うちょっと小ぶりな集約分散式クーラーが設置されて、同系列を見分ける最大のポイントとなった。他にも小改造はあったもののほぼそのままの形状でしばらく時は経った。
そして2000年、その時すでに齢32年が経過し、5200系は先に廃車となり、もうそろそろ新車に置き換えられるんじゃないかと思っていた鉄道ファンは唖然とした。リニューアル工事が開始されたのだ。しかも全編成。

▲リニューアル直後の5008F編成。正雀工場一般公開でのお披露目。
車内は素人目で見ると新車と見間違えるほどきれいになり、前面も種車の面影が全くなくなるほどまで更新改造された。しかし、リニューアル改造時に、編成中の2000系列は脱車されて残念ながら廃車された。
7000系の未更新車よりもきれいだったので、特急運用にも多く就いたが、2007年10月に夙川に特急が止まるようになってから、変化があった。
停車駅が増えたことによって、到達時分が長くなる。それを防ぐために、ラッシュ時以外の特急は、115キロ運転ができる7000系や8000系に統一されてしまい、3000系・5000系と6050F編成は115キロ特急に就かなくなってしまった。現在ではラッシュ時に特急運用、昼間には普通運用となっている。
2008年、トップナンバー車が登場してから40年がたつが、未だに先輩の3000系も現役で、「阪急は物持ちがいいんだなー」と感心している今日この頃でした。
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